クイック・ガーデニング通信の裏話。掲載できなかったあんなことやこんなこと、編集の裏側お見せします。
植物への愛情があふれているN様ご夫妻。 お庭にあるたくさんの植物には、一つ一つ思い入れがありました。
クヌギの木はご主人が40年ほど前に、拾ってきたドングリをいくつか並べて蒔いたもの。強いものだけが残ったそうで、とても立派に育っていました。
たわわに実ったレモンの木は、奥様が数年前に苗を買い、掘る深さなども調べながら植えたのだそう。
スペインに旅行をしたとき、一年中花が咲いて実がなるレモンに驚いた奥様。水分の多い果物には水やりが欠かせないため、スペインでは畝(うね)の両端に水が流れるような作りなっていました。そんな様子を思い出し、特に暑かった今年の夏は水を切らさないよう気を付けたのだそう。そのかいがあってか、おいしそうなレモンがたくさん実っていました。こんなに上手にできるのなら私も育ててみたい!と強く思った編集部員の稲村でした。
どの植物にも、手間と愛情を惜しまずかけるN様の姿勢はとても勉強になり、植物は人の気持ちに応えてくれるものなのだと改めて感じる取材となりました。
名嘉眞(なかま)カットデザイナーの料理の腕前を本誌で紹介しましたが、
誌面の都合で惜しくも載せられなかったエピソードを紹介します。
毎日仕事の汗を洗い流したあとに、1日1本だけ晩酌をたしなんでいるそうです。
陸上選手時代はウィスキーやジンを好んで飲んでいましたが、お義父さまの影響でビールを飲むようになりました。
ポップが濃いIPA(インディア・ペール・エール)というイギリス発祥のビールがお気に入り。
今回紹介する“酒のつまみ”は、アボカドとモッツアレラチーズにわさび醤油をかけたもの。
簡単につくれますが、おいしさには妥協なしです。
メガネの特集に取りかかるため、きちんと現実と向き合う決意を固めた編集部員の塩田。
勇気を出して眼科へ向かい、受診してまいりました。
生まれてこのかた視力2.0の世界で過ごしてきましたが、ここのところめっきり文字が読みづらくなってきています。
ずっと視力がよかったので眼科は初めてです。あれこれ面白い検査を受けたところ、ドクターから「老眼ですね」と告げられました…。
薄々気づいていたけれど、気づかぬふりをしてきたことにハッキリ「老眼」と名前が付きました。
眼科でレンズを合わせていただいたのですが、視力1.0の世界に合わせているのでしょうか?
確かに見えやすくはなったのですが「こんなもんじゃなかった!もっと見えていた!」という思いが拭えません。
まだ塩田のメガネ道ははじまったばかり、よりよいメガネを探求してまいります。
今回の「ふるさと」は岐阜県中津川市。同行取材した會田(あいだ)は『歴女』(歴史ファン)。
最初に向かった坂下神社は、平安時代末期の武将、木曾義仲(きそよしなか)ゆかりの神社。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で青木崇高(あおきむねたか)さんが演じた、無骨ながらも義理堅い義仲を思い浮かべウットリ…。
馬籠宿では、「幕末の動乱のなか徳川家に嫁がれた皇女和宮(こうじょ かずのみや)様は、どんな気持ちで江戸に向かわれたのか…」と想いを馳せてみたり。
中津川宿の趣ある小径には、長州藩士、桂小五郎が隠れていたという料亭跡があり、塀の隙間から中を覗き込んで、ちょっと怪しまれたり。
苗木城跡でバリエーション豊かな石垣を眺めては、隣で地元出身の村田がポカンとしているのもお構いなしで「むむむ…」と唸る。
取材の締めは、名物の栗きんとんとお抹茶でほっと一息。
歴史ファンの方、栗好きの方、キャンプが好きな方、いろんな楽しみ方が出来る中津川を、ぜひ訪れてみてください!
今回の取材で「自宅でレモンを育てたい」と思いました。
でも庭はない…。
鉢植えでも育てられないか、澤地カットデザイナーに聞いてみました。
答えは「鉢植えでも十分楽しめるよ♪」
詳しく聞くと果樹用の植木鉢があり、それで育てるといいとアドバイスしてくれました。
とくに初心者は、果樹用の培養土や肥料を使うのがおすすめとのこと。
記事にも掲載しましたが、4月ごろ販売される「2年生の苗」からはじめると、毎年少しずつ実が増えて成長を楽しめるそうです。
「2年生苗」とは苗木ができて2年目の苗のこと。ホームセンターで聞くと教えてくれます。3年生の苗でもいいと思うのですが、お値段がお高い…(;´∀`)
今年の春に元気そうな苗をしっかり選んで、レモンを育てようと思います。
写真をお送りくださった皆様どうもありがとうございました。これからもたくさんの投稿をお待ちしております。
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