クイック・ガーデニング通信の裏話。掲載できなかったあんなことやこんなこと、編集の裏側をお見せします。

「私のふるさと」に登場してくれた西日本営業部の佐古(さこ)は、奈良県天理市の出身です。
「地元でおすすめのお店はありますか?」
そう尋ねると、佐古は迷わず「彩華ラーメン!」と即答。
「わざわざ県外から食べに来る人もいるほどですよ」とのこと。
調べてみると、「彩華ラーメン」は奈良県を中心に14店舗を展開している人気店です。
日頃、あまりラーメンを食べない妙齢の私ですが、妙~に心惹かれます。
取材前日の夜、21時ごろ天理駅に到着。
宿泊ホテルから、徒歩15分ほどのところにある「彩華ラーメン」屋台店へと向かいました。屋台の灯りが見えた瞬間から、期待は高まるばかり。「屋外で食べる」その雰囲気だけで、心が躍ります。
テーブルには、自由にトッピングできる「ニンニク」と中国四川省から直輸入した調味料「ラージャン(辣醤)」が置かれています。
辛党の私は、初めて挑むラージャンにわくわくが止まりません。
ラージャンで真っ赤に染まった一杯を頬張ると……。
一口目から、もう美味しい!
たっぷりの白菜と独特の旨み――これは、クセになる味わいです。
取材当日は「彩華ラーメン」本店へ。
佐古から、「彩華ラーメン食べているときが一番幸せ」の言葉と最高の笑顔が弾けました。
私も再度、ラーメンに舌鼓。2度も堪能できて大満足です。
そして――取材を終え、帰路につく途中。
私のお腹にとって“2日連続・ニンニクたっぷりラーメン”の刺激は強すぎたようです。京都駅へ向かう在来線でトイレに駆け込み、まさかの途中下車。
乗車予定の新幹線を見送ることになってしまいました(涙)。ラーメン以外のメニューもあったのに……。
これは「裏話」でしか話せない裏話です。
ニンニクの洗礼を受けた取材ではありましたが、原稿を書いている今も、すでに「彩華ラーメン」が恋しくなっています。
あぁ、また食べたい。

今回お庭拝見にご協力くださったK様は福岡県出身。海を見下ろす斜面に家々が並ぶ街で育ち、お庭からは海と隣の家の屋根が見える立地だったのだそうです。そのため、K様のお母様が庭木を丁寧に手入れされていても、家族以外に見てもらう機会はありませんでした。
しかし、栃木県真岡市へ転居してからは、手塩にかけた花々を道ゆく人が楽しんでくれるように。 「母の庭仕事を見ていただけるようになったことが嬉しいです」とK様はお話しくださいました。
坂の町で育ったK様から見ると、栃木県真岡市は「The 関東平野!」という印象なのだそう。 言われてみれば確かに、どこまでも平らに広がる景色に「なるほど、これが関東平野か!」と帰り道の車中で納得した編集部の塩田でした。
彫刻家には大きな山々に囲まれた地形で育った方が多く、画家は平野部出身の方が多いのだとか。 「育った地形」に人は影響を受けるのだな…と少し腑に落ちた瞬間でした。
ちなみに塩田は山育ち。木のつるでターザンごっこをして遊んでいたのですが…その経験が今の仕事にどう生きているのかは、残念ながら未だに分かりません。

ぬり絵の特集を組んだことをきっかけに、編集部みんなで “ぬり絵大会” を開催しました。
本誌に同梱しているお手本を作成した、美術学校出身の編集部・久保によると、「細かい部分がしっかり別の色に見えるように意識して塗りました。背景は、鉛筆の動きを同じ方向にそろえることで、まとまりが出ます」 とのこと。
そのお手本にならって塗った、徳下は「お手本を見たら、何色か色を重ねていたので、マネして塗ってみました」
塩田は写真が見本のぬり絵の方に挑戦してみました。「立体感を出そうと頑張ったのですが、色鉛筆だと重ね塗りに限界があって…。でも童心にかえって熱中しました」
稲村は「お気に入りの動画を見ながら気軽に始めたのですが、気づけば無心で塗っていました。これは本当に脳トレになると実感しました」
會田はというと、 「みんなうまいじゃん!私、自信ないよ〜!」 とゴネながらも、ちゃんとぬりぬりしていました。
みんなそれぞれに楽しんでいたようです。
