
近年、全国的にクマの出没が増加しており、特に住宅地での目撃情報が相次いでいます。
環境省の速報値によると、2023年にはクマによる死亡者数が過去最多を記録し、人身被害も増加傾向にあります。
この記事では、自宅の庭で実践できる「クマを寄せ付けない」ための予防策をご紹介します。

クマが人里に下りてくる背景には、複数の要因が考えられます。

クマの民家への出没を防ぐためには、庭にある誘引物となるものを排除し、見通しの良い環境を整えることが重要です。
落ちた果実の除去や果樹の伐採
庭に果樹が植えられている場合、熟した実が落ちたままになっていると、クマを引き寄せる原因となります。
家庭菜園・生ごみ・ペットフードの管理
■掃除・点検の頻度目安
毎日、庭に落ちている果実や野菜の茎や葉、その他食べ物になりそうなものをチェックし、清掃することが理想です。
特に果樹の下や家庭菜園の周辺は念入りに行いましょう。
ゴミ箱、コンポスト、ペットフードの保管場所など、クマの誘引物となりうる場所は定期的に点検し、適切に管理されているか確認しましょう。

クマは身を隠せる茂みを好みます。
見通しの良い庭はクマが近づきにくくなるため、定期的に除草や庭木の剪定を行い、庭の見通しを良くすることが効果的です。
除草(草刈り・草むしり)
雑草は特に春から夏にかけて急速に成長します。小さいうちにこまめに取り除くことが大切です。
雨上がりなど土が柔らかい時期に行うと、根から抜きやすくなります。
手で抜くのが基本ですが、広範囲の場合は草刈り機や除草剤の活用も効果的です。
庭木の剪定
庭木の剪定は、植物の成長期が終わる秋から冬にかけてが最適です。
一度に大量の枝を切るのではなく、少しずつ行うことで、植物への負担を減らし、美しい樹形を維持できます。
剪定ばさみや草刈り機などの道具は正しく使用し、定期的に手入れをしましょう。

庭の管理は多岐にわたり、個人で行うには時間や労力がかかるものです。
特にクマ対策として庭木の伐採や大規模な除草、防草対策を行う場合は、専門知識と技術が求められます。
お庭のクマ対策は植木屋業者に依頼するのも一つの選択肢です。
個人で対策をするのが難しい場合は、植木屋業者への相談も検討してみましょう。
ご家庭で難しい作業例
※当社の対応エリア、作業内容によってはお引き受けできない場合もございます。なにとぞご了承ください。

クマ被害の増加は、もはや山間部だけの問題ではなく、私たちの暮らしに直結する現実的なリスクとなっています。
しかし、日々の庭の手入れや環境整備を心がけることで、住宅地にクマを寄せ付けない対策は十分に可能です。
自然と共に生きる時代だからこそ、身近な庭から環境を見直してみませんか。
安全で快適な暮らしづくりの第一歩を、今日から始めていきましょう。
《 この記事を書いた人 》
吉田 幸夫(よしだ ゆきお)
東京都府中市生まれ、府中市育ち。
大学卒業後、園芸用品メーカーで営業職を経験。その後、独学でSEOやデジタル広告運用を学び、現在は植木屋革命クイック・ガーデニングの営業部としてWEBマーケティング全般を担当。
趣味は散歩と森林浴。自然と触れ合う時間がアイデアの源泉になっている。