クイック・ガーデニング通信の編集裏話【2025年夏号】メイン画像

クイック・ガーデニング通信の裏話。掲載できなかったあんなことやこんなこと、編集の裏側をお見せします。

”お庭拝見”の裏話「開閉ボタン」

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群馬県前橋市でのお庭拝見取材の帰り道。

どこか懐かしさを感じる電車に乗り込み揺られていると、制服に帽子姿の小学生たちがわっと乗ってきました。その様子をほほえましく眺めていると、降りた子どもが、電車内の友達に向かって「ばいばーい!」と手を振りながら、発車した電車を一生懸命追いかけている姿が目に入りました。
「また明日」がまぶしくて、小学生だったウン十年前の自分を思い出し、しばし感傷に浸ってしまいました。

やがて降車駅に着き、席を立ってドアの前に立ったのですが――「あれ? ドアが開かない……」。戸惑って立ち尽くす取材チーム。そのとき、帽子をかぶった小学生が私たちをかき分け、ススっと前に出てきて、ぴょんぴょんと何度かジャンプしてドアの開閉ボタンを押し、見事にドアを開けてくれました。

開閉ボタンの存在には気づいていたのに、とっさに動けなかった私たち。大人って意外と頼りないね……なんて思いつつ、颯爽とドアを開けてくれた小学生くんに、心の中で「ありがとう!」の拍手を送りました。

特集”私のふるさと”の裏話「サクフワ食感の銘菓『越谷ふあり』」

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「これ、サックサクでおいしいですよ!」と、「私のふるさと」に登場してくれた本部・採用契約部の山岸が教えてくれた「越谷ふあり」。サクフワ食感のおせんべいです。「ガーヤちゃんのサクサク焼き」というお土産としても販売されていましたよ。お店の公式サイトには「きっと、越谷市民以外、誰も知らない」の文字(笑)。

読者プレゼントの候補として、編集部に戻って実際に試食しました。山岸のイチ推しは塩味ですが、私はスイートコーンを推しつつも、チーズ味も捨てがたく。スパイスがしっかり効いたカレー味も、シンプルな青のりも美味。サクサク・サクサク・サクサク・サクサク。記事を書く手は進まないのに、おせんべいへの手は止まらない。口福なひとときを堪能しました。

今号の読者プレゼントには、のど越しがよくて季節的にもぴったりな、愛知県安城市の名物「ひやむぎ」が採用されたため「越谷ふわり」はお届けできませんが、越谷へお越しの際はぜひお求めください。おすすめです!

”カットデザイナーの知恵袋”の裏話「さびたはさみの正体は…」

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編集部イナムラは「剪定ばさみのお手入れ」の取材時、実家で長らく使われていなかった道具を持参しました。取材後、一番さびだらけだった「はさみ」を磨いてみることに。汚れを落とすと、刃が欠けているのがわかりました。教わったことを思い出しながら少し研ぐと・・・ちゃんと切れる!

欲が出たイナムラは欠けをどうにかしたくなり、内田カットデザイナーの技をまねた結果、なんと切れ味が悪化。同僚から「ずいぶん刃が薄いんだね」と指摘され、剪定ばさみよりずっと切刃(きりば)が薄いことに気が付きます。そういえば研ぎの指導中に「剪定ばさみは刃が厚めだけれど、刃の薄いはさみは繊細で難しい」と聞いたことを思い出しました。もしかしてこれ、剪定用ではなくお花用かも・・・?

実家に確認すると、母が高校時代に華道部で使っていたものと判明!その後もう少し研いでみて、なんとなく切れるようになった気がしますが「繊細な道具や長く手入れをしていないものは、プロに任せるべき」と実感しました。それでも、60年以上前の道具がここまできれいになるとは驚きです。つやを取り戻したはさみに油をさしながら、高校生だった母に思いをはせてみました。

 

お庭の「わ」

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写真をお送りくださった皆様どうもありがとうございました。これからもたくさんの投稿をお待ちしております。

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