強盗や空き巣、戸建てを狙った犯罪が増えています。特に空き巣は庭の様子から侵入できそうかを判断しています。庭からできる防犯対策で、犯罪から家を守りましょう。
空き巣が侵入しやすい庭、5つの特徴、あなたのお庭はいくつ当てはまりますか?
□ 1.庭に鉢や三脚などモノが雑然と置かれている
□ 2.生垣が高い、鬱蒼としている
□ 3.雑草や庭木が伸び放題
□ 4.侵入しても外から見えない隠れられるところがある
□ 5.ライトがない(夜間)
これらは空き巣に狙われやすい庭です。
一つでも当てはまる方は、防犯対策を検討しましょう。
庭に外の物が散乱している場合、空き巣からすると侵入しても気づかれにくい、また「片づけていない家」は防犯意識も低いとみなされてしまいます。
また脚立や三脚など足場になりそうなものが散乱している場合も要注意です。
空き巣がこれらの道具を利用して、2階から侵入をしてしまう可能性があります。
<対策>
・使わない鉢は並べておく(逆さまにしておくと雨水や落ち葉も溜まりにくいです)
・脚立や三脚など2階に届きそうなものは、倉庫やガレージなど見えないところに隠しておく
家が丸見えにならないために、生垣を植えているお宅も多いのではないでしょうか。防犯として生垣からの侵入は防げますが、他の箇所から侵入してしまえば、外部から見られずに庭に潜むことができるので、こういった生垣は空き巣にとって格好の隠れ場所となります。
人の背丈まであり、枝ぶりが密な生垣は特に要注意です。
<対策>
・生垣を人の背丈程度より低くする
・透かし剪定で庭が見えるくらいに枝を間引く
生垣は景観もよく、伐採するのはもったいないので、適度な剪定で防犯対策をするのがおススメです。
手入れがされていない庭は、「防犯意識が低い」「力仕事ができる人がいない」と判断されてしまい、空き巣にとっては侵入の目安にもなります。
また、伸びきってしまった庭木が陰を作ってしまうと、隠れる場所が多くなるので、他の家の庭より簡単に侵入しやすく感じさせてしまうのです。
逆に庭の手入れがきちんとされている家は、「防犯意識が高い」「手入れがこまめで隠れる場所がない」「力仕事ができる人がいる」という印象を抱かせることができるので、防犯対策として有効です。
<対策>
・定期的に庭木を手入れし、こまめな除草も心がける
※庭にお手入れ道具(剪定鋏、刈込鋏)など刃物を置くのも危険なのでやめましょう
自分でできない場合は業者に依頼しましょう。自分で手入れできるように、大きな木はコンパクトにしてもらうのも一つの手です。
特に勝手口など通りに面していない箇所は空き巣が侵入しやすく危険です。空き巣は表からの侵入だけでなく、裏からも侵入します。特に雑草しか生えていないような通路は音もなく通りやすいため、注意が必要です。
<対策>
・防犯砂利を敷きつめる
(防犯砂利は通常の砂利よりも少しの衝撃で音が鳴りやすく、人の存在に気づきやすいです)
・裏庭に近い勝手口に風鈴など音の鳴るものを扉やドアクローザーにぶら下げる
いうまでもなく、暗がりは空き巣にとって都合のよい侵入条件の一つです。最近は日中にも空き巣が出ますが、夜間もしっかり防犯対策をしましょう。
<対策>
・センサーライトの設置
センサーライトはホームセンターやネットでも安価に購入が可能です。ソーラータイプであれば電源の心配がないのでお勧めです。
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いかがでしたでしょうか?
空き巣は対岸の火事ではありません。小さなことでも、空き巣が嫌がるお庭づくりで防犯対策をはじめましょう。