「うちのお庭は大丈夫!」そう思っていても思わぬところで台風被害を広げてしまう可能性も。このページでは、台風直前でも自分でできるお庭の台風対策をご紹介します。
1、鉢植えやガーデニンググッズは室内へ
2、室内に入れられない場合は
3、大きい鉢や物干し台は
4、電線に注意
5、どこに連絡すれば?
6、ひもで固定する
7、まとめ
外に出している鉢やガーデニンググッズは、風で飛ばされたり倒れたりするため、室内に移動させましょう。この機会に空の鉢などは捨てましょう。
植木鉢やガーデニンググッズなどを室内に入れるのが難しい場合は、トレーなどの上にひとまとめにして、雨や強風に当たらない低い位置に置いてあげましょう。手すりの上や吊るしてある植物も下におろしましょう。
大きい鉢や物干し台のように重くて室内に入れることが難しい場合は、泥水に気を付けながらあらかじめ横に倒しておきます。
※物干し竿は室内に移動させておきましょう
強風で枝が電線にこすれると、電線が切れて火事や感電の危険があります。庭木の枝が電線に触れないように、あらかじめ手入れをしましょう。 すでに枝が電線に触れている場合は、自分で枝を切らず、必ず電線を管理している会社に相談してください。電線が傷ついて電気が止まると、損害賠償のリスクがあります。
電柱間の複数の線のうち、いちばん下は通信回線の可能性が高いです。枝がこの線にかかっているときは、電話料金の領収書に記載された相談窓口に連絡します。それ以外なら電気料金の領収書に記載された相談窓口に連絡してください。それぞれの会社が剪定や伐採を行います。 見た目や樹木の健康状態は考慮せず、有料になることもあるので注意が必要です。
●鉢同士
鉢同士をまとめて置き、縛っておくと、より安全です。
●草丈の高いもの
茎をひもで束風に備えます。ただし台風通過後は蒸れによる枯れの原因になるのですぐにほどきましょう。
●支柱を使う
根がしっかりしていない庭木は、支柱を立ててひもで縛りましょう。他の大きな樹木にロープを2~3方向に渡して固定するのも有効です。
台風直撃まで余裕がある場合は、庭木の状態も確認しておきましょう。庭木の台風対策については下記リンクより特集ページをご参考ください。
大切にしている植物やガーデニンググッズを守り台風による飛来物の被害を防ぐためは、台風直前でも可能な限りの対策はしておきたいですね。また、台風真っ只中にはお庭の状態が心配になりますが、急な飛来物で怪我をしてしまう可能性がありますので、室内で通り過ぎるのを待つようにしましょう。