初心者でも簡単!ネオレゲリアの育て方と魅力「爪紅アナナス(ツマベニアナナス)/Neoregelia」

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ネオレゲリアの育て方!初心者でも簡単にお洒落な葉を楽しむコツや注意点を解説。プランター栽培や場所選び、水やりのポイントなど実践的なアドバイスも!さあ、あなたもネオレゲリアの魅力を存分に楽しんでみませんか?

1.ネオレゲリアの育て方
2.ネオレゲリア種類と特徴
3.ネオレゲリア害虫と病気対策
4.ネオレゲリアの花を楽しむポイントと開花期間
5.ネオレゲリア花言葉
6.ネオレゲリアQ&A
7.まとめ


1.ネオレゲリアの育て方

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ネオレゲリアは明るい場所を選び、直射日光は避けて育てます。特に夏場は半日陰が理想的です。水やりは春から秋にかけては株の上から与え、葉の筒状部分に水をためておきます。そうすることで、根からだけでなく、葉からも水分を吸収することができます。冬は温度が下がる場合は筒状部分の水を取り除きます。ネオレゲリアは熱帯植物なので寒さには弱いため十分な注意が必要です。枯れる原因の一つに、温度管理の問題があります。冬場は室温を15℃以上に保つようにしてください。葉の色が悪くなり、成長が鈍く感じた場合は明るく、温かい場所に移動させてあげましょう。肥料は春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2~3か月に1回施すと良いです。ネオレゲリアは花が咲くと株は枯れてしまうため、子株を親株から切り離す株分けが必要です。


2.ネオレゲリア種類と特徴

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ネオレゲリアは、南アメリカの熱帯地域に自生するブロメリア科の植物で、約4000 種類以上の品種があります。代表的な種類には、ファイヤーボール、カロリナエ、ペンデュラ、パウシフローラなどがあります。ファイヤーボールは、葉の中心部がワインレッドに染まり、日当たりの良い環境では全体が鮮やかな赤に変わる小型の品種です。カロリナエは、開花期に葉の中心が濃いピンクに色づき、長期間その美しい色を楽しむことができます。ペンデュラは、長く垂れ下がる葉が特徴で、吊り鉢などにして育てるのもおススメです。パウシフローラは、緑色の葉に紫の斑点が入る落ち着いた品種で、明るい場所で育てると斑点の色が濃くなります。


3.ネオレゲリア害虫と病気対策

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ネオレゲリアは比較的丈夫な植物ですが、いくつかの病気や害虫に注意が必要です。炭そ病は葉や茎に黒褐色の斑点ができ、進行すると葉が枯れてしまいます。高湿度の環境で発生しやすいため、加湿器の使用には注意が必要です。しかし、乾燥した環境ではハダニが発生しやすいため、適切な湿度管理が重要です。ネオレゲリアは自然界では木に着生しているため、苔を使って育てることができます。この苔は周囲の温度を調節する効果があり、植物が過度な温度変化にさらされるのを防ぐため、ネオレゲリアとも相性がいいです。


4.ネオレゲリアの花を楽しむポイントと開花期間

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ネオレゲリアは、株の中心に水をためる性質があり、開花するとまるで水面に花が咲いているかのような面白い姿をみせてくれます。開花時期は通常6月から10月ですが、暖房の効いた室内で15℃以上あれば冬でも花を咲かせます。一度花を咲かせると、その株は徐々に枯れていってしまいますが、花が咲くと同時に、株の周りに新しい子株が生えてくることが多いです。この子株をネオレゲリアなどのブロメリア科の植物では「パピー」と呼びます。子犬のように親株のそばで育つことからこの「pup」と付けられました。子株(パピー)がある程度の大きさに成長したら、親株から切り離して別の鉢に植え替えると良いでしょう。


5.ネオレゲリア(カロライナ)花言葉

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博愛。


6.ネオレゲリアQ&A

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Qネオレゲリアどんな花?
A. ネオレゲリアの花は花は小さくて控えめですが、株の中央部分に薄紫から濃い紫色の花が次々と咲きます。

Q. ネオレゲリアは手間のかかる観葉植物ですか?
A.ネオレゲリアは比較的手間がかからない観葉植物ですが、子株を親株から切り離して植え替える作業が必要です。しかし、この作業は年に一度程度で済むことが多く、ネオレゲリアの美しい姿を長く楽しむためには必要なステップです。

Q. ネオレゲリアの子株を親株から切り離すタイミングは?
A.ネオレゲリアの子株を親株から切り離すタイミングは、子株が親株の約2/3の大きさになったとき、または、子株に根が出始めた頃です。切り離しの適期は、3月~9月です。

Q. ネオレゲリアのブロメリア違いは?
A. ブロメリアはパイナップル科の植物全体を指し、ネオレゲリアはその中の一つの属です。ネオレゲリアは特に葉の中心に水をためる「タンク」を持つのが特徴です。

Q.暖房のかかった部屋でネオレゲリアの子株が冬にできてしまった。
A.冬に子株ができた場合は、温度管理や湿度管理をしっかり行い、春まで待ってから切り離すと良いでしょう。


7.まとめ

ネオレゲリアは、比較的丈夫で育てやすい植物です。そのため、観葉植物初心者の方やインテリアにこだわる方に特におすすめです。多様な品種があり、どのお部屋にもよく馴染むため、インテリアのアクセントとしても最適です。お部屋の雰囲気に合わせて、お気に入りのネオレゲリアを見つけてみてください。きっと、あなたの空間を一層魅力的にしてくれることでしょう。

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