自宅鉢植えのカーネーションを鮮やかなドライフラワーに!part2~検証結果~

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自宅鉢植えのカーネーションの魅力を留めるため、シリカゲル法とハンギング法の2つのやり方でドライフラワー化を試みました。今回はその検証結果をご紹介します。それぞれの方法がカーネーションにどんな変化をもたらしたのか、詳しく見ていきましょう!

“はたしてカーネーションの色鮮やかな赤と形は、どのくらい残すことができたのでしょうか?「やってみよう」のブログシリーズは、植物との暮らしを楽しむコツや、時には失敗談も含めて、リアルな体験をシェアしていきたいと思います。

前回の記事はこちら:自宅鉢植えのカーネーションを鮮やかなドライフラワーへ

1.シリカゲルで乾燥させたカーネーションを取り出す
2.シリカゲル法とハンギング法によるドライフラワーの比較
3.ドライフラワーにしたカーネーションのディスプレイ
4.まとめ


1.シリカゲルで乾燥させたカーネーションを取り出す

5月24日から18日後の6月12日にシリカゲルで乾燥させたカーネーションを取り出しました! シリカゲルの中からカーネーションが顔を出した時、あまりにもキレイに形が保持されていて驚きました。シリカゲルによるドライフラワーは、生花に匹敵する美しさを保っています。
シリカゲルからカーネーション


2.シリカゲル法とハンギング法によるドライフラワーの比較

ハンギング法で制作したカーネーションのドライフラワーは手触りが柔らかく、水分がまだ残っていることが感じられます。対照的に、シリカゲルで乾燥させたカーネーションは、水分が完全に抜けてパリパリとしており、見事に形がそのままです。特に、色の発現に関しては、シリカゲル法とハンギング法ではその違いは一目瞭然でした。シリカゲルから取り出したカーネーションは、色が非常に鮮やかに保たれているではないですか?!実際、色はより深みが増し、上品で洗練された印象を与えています。さらに、シリカゲルで乾燥させたカーネーションの花びらはシワになっていませんでした!

ドライフラワー1

ドライフラワー2

ドライフラワー3


3.ドライフラワーにしたカーネーションのディスプレイ

最後に、ドライフラワーとなったカーネーションをお好みのスタイルで飾り付けましょう。筆者は息子と道端に落ちていた通称‘ヘビみたいな木’ にドライフラワーを組み合わせてディスプレイしました。ドライフラワーは、その手軽さと美しさで、どんなインテリアにもマッチします。水やりの必要がなく、長期間美しい状態を保つことができるので、仕事や家事、育児に忙しい方にもおススメです。お部屋の雰囲気を手軽に変えたい時に、ドライフラワーを試してみてはいかがでしょうか。季節感を取り入れたドライフラワーにするとより、素敵ですね。

ディスプレイ


こちらが、「ドライインウォーター法(勝手にドライフラワーになった法)」です。ハンギング法同様、触ると水分が残っているのが分かります。色も茶色く褪せており、シリカゲルを使用した方法と比較すると、見劣りする仕上がりになってしまいました。

ドライインウォーター法6

4.まとめ

シリカゲル法で作られたドライフラワーは、鮮やかな色彩と形の維持が特徴です。シリカゲルが水分を吸収し、花の美しさを長期間楽しめます。一方、ハンギング法では、自然な乾燥により、花は徐々に色を変えていくのでその変化を目で楽しむことができます。ハンギング法は手軽さが魅力ですが、シリカゲル法はその手間に見合う、美しい仕上がりに大満足することができました。生花に近い美しさを求める方にはシリカゲルをおススメします!
皆さまも自宅生花のドライフラワー化、是非試してみてくださいね。

それでは次回の「やってみよう」もお楽しみに!
↓part.1 シリカゲル法の手順はこちら

自宅鉢植えのカーネーションを鮮やかなドライフラワーに!part1~シリカゲル法に挑戦~

 

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