初心者でもセンニチコウ育て成功「千日紅/Globe amaranth」

センニチコウ6

「センニチコウ」の育て方やポイントを解説!初心者でも簡単に育てられる方法や注意点をご紹介します。センニチコウ愛好家必見の記事です。

センニチコウの育て方
センニチコウの病気と害虫
センニチコウの収穫と保存方法
センニチコウの花言葉
まとめ


センニチコウの育て方

センニチコウ1

センニチコウの水やりは鉢植えの場合には、土の表面が乾いたらしっかりと水を与えることが大切ですが、根腐れを防ぐために過湿にならないよう注意してください。一方、庭植えの場合は、通常は自然の降雨だけで十分なことが多いです。肥料は成長期の5月から10月にかけて、緩効性化成肥料を月に1回施してあげましょう。センニチコウの種まきは、春の暖かくなった5月頃にまくのが一般的です。センニチコウの種は非常に小さく、直径は約0.5mmから1mm程度です。種まきの際は、種がかさならないように注意して撒きます。その上から薄く土をかぶせ、たっぷりと水を与えます。発芽適温は20~25度で、7~10日ほどで発芽します。さらに2~3ヶ月ほどで本葉が2~3枚の苗に成長します。本葉が2~3枚になったら、鉢や庭に植え替えて定植させてあげましょう。


センニチコウの病気と害虫

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センニチコウの一般的な病気には茎や葉がしおれて枯れる立枯病があります。植え付けを浅くし、土壌を乾燥気味に保つことで対策できます。発生した場合は、株を抜いて処分し、土壌を消毒する必要があります。害虫としては、ナメクジやハダニにヨトウムシが見られることがあります。これらは発見次第、速やかに駆除します。ナメクジは特に湿った環境を好みますが、ハダニは乾燥した環境で繁殖しやすいので、適切な水やりと風通しをよくすることが予防につながります。センニチコウは比較的丈夫な植物ですが、これらの病害虫に注意してください。


センニチコウの収穫と保存方法

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センニチコウの収穫は、朝の涼しい時間帯もしくは夕方に行いましょう。センニチコウの苞(ほう)が緑色から鮮やかに色付いた頃、完全に開く前がタイミングです。茎が硬いものを選ぶのがポイントです。この苞(ほう)は、花のように見えますが、実際には小さな葉の集まりです。この苞は乾燥しても色がよく残るため、ドライフラワーとしても活用されます。ドライフラワーの方法は収穫した数本のセンニチコウを輪ゴムなどで束ね、逆さにして風通し良い日陰で乾燥させます。1~2週間程度で出来上がります。


センニチコウの花言葉

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「永遠の恋」、「色褪せぬ恋」、「終わりのない友情」。


まとめ

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ハーバリウムはドライフラワーやプリザーブドフラワーを用いて作くるため、センニチコウのドライフラワーもおススメです。お洒落なガラス瓶はインテリア性が高く、ドライフラワーのように葉が乾燥して、もろくなったりすることもないので、お掃除の心配もありません。光が差し込むお部屋に飾ってみてください。

千日紅



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