初心者でも簡単に育てるアサガオ「朝顔/Morning Glory」

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アサガオの育て方や魅力についてわかりやすく解説します。初心者でも簡単に育てるポイントや注意点をご紹介!英語で「Morning Glory /朝の栄光」を意味する美しいアサガオを育てたい方必見!

初心者のためのアサガオ栽培ガイド
アサガオの種類と特徴
アサガオの害虫と病気対策
アサガオの開花の楽しみ方
アサガオを育てる上で知っておきたいポイント
アサガオの花言葉
まとめ


初心者のためのアサガオ栽培ガイド

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アサガオの育て方を解説します。アサガオの種まきのタイミングは5月下旬から6月中旬です。アサガオの発芽方法は種の表面の硬い外皮をやすりで削り、水に一晩浸します。腐葉土などの有機質がたっぷりと入った土壌を準備し、元肥として緩効性固形肥料を植え付け前に混ぜておきましょう。アサガオは日光を好む植物です。水の管理ポイントは涼しい時間帯に水やりをすることです。日が高くなるまえに水やりを終えるのがよいでしょう。アサガオには支柱を作りつるを絡ませる必要があります。棒を立て、麻ひもやシュロ縄で巻き付けます。


アサガオの種類と特徴

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アサガオには一重咲きや、八重咲きに、異なる花の色と多くののバリエーションがあります。初心者におすすめの育てやすい種類は鮮やかな青色の花を咲かせるヘブンリーブルーに、ピンク色の花を咲かせるラヴィアンローズや、白い花を咲かせるホワイトハートなどがあります。香りのあるアサガオの品種は少ないですが、ヘブンリーブルーとラヴィアンローズには香りがありますが、どちらも香りが強いわけではありません。


アサガオの害虫と病気対策

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よく見られる害虫はアブラムシにホコリダニ、ハダニ、カメムシ、ナメクジ、ヨトウムシなどです。また、かかりやすい病気はうどんこ病、灰色かび病、斑点病、斑紋病です。予防方法は朝顔のまわりを綺麗に管理することです。十分な日当たりと風通しを確保し、適切な水やりを心がけてください。被害のある箇所は切り取り、残りには部分には薬剤を散布し対処します。ひどいようなら株から抜き取る必要がでてきますので早期発見がポイントになります。


アサガオの開花の楽しみ方

アサガオの花の咲く時期は種類によって異なりますが、二ホンアサガオ(日本朝顔)や、ヨウジロアサガオ(曜白朝顔)は7月~10月ごろに開花します。セイヨウアサガオ(西洋アサガオ)は8月頃から開花が始まり11月頃まで咲いているのが特徴です。開花までの期間はおおよそ種まきから1カ月~2カ月後です。アサガオに花の形は大きく開いた円錐形でラッパの形をしています。鑑賞ポイントは花の色や形はもちろんですが、アサガオの花は基本、1日限りしか咲きません。その儚い瞬間を見逃さないようにしましょう。アサガオを使ったおしゃれなアレンジアイデアをご紹介します。まずアサガオを摘み取り、花弁を広げ形を整えたら、紙と紙の間にアサガオを挟み、挟んだ紙に重しをします。数日、乾燥させたら押し花の完成です。筆者は息子とアサガオの押し花を作り、幼稚園の先生へ暑中お見舞いを出したことがあり、大変喜ばれました!


アサガオを育てる上で知っておきたいポイント

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アサガオと他の植物を一緒に育てる場合の相性とポイントをご説明します。アサガオは夏場の水やりは1日2回以上必要のため、同様の水分を求める植物が好ましいです。また、アサガオは成長がとても旺盛な植物であることと、土中に根を張り巡らせます。アサガオが成長するにつれて他の植物のスペースを侵す可能性があるので注意が必要です。これらのアサガオの特性に合わせた栽培場所を選ぶようにし、摘心などで成長を制限することが必要になります。アサガオのつるは上へと伸びていく性質がるので、足元を彩る夏の花を選ぶといいでしょう。アサガオの育成に必要な道具は支柱やネットです。ツルを絡ませることで、整った印象を与えます。自然素材を使うとアサガオの良さをさらに引き立たせてくれます。種を収穫する場合は種の入った袋がしっかりと乾燥し、茶色くなるまで待ちましょう。種を風通しの良いところで保管し、来年植えることで継続的に栽培することが可能です。


アサガオの花言葉

青「短い愛」、「はかない恋」
紫「冷静」、「平静」
赤「はかない情熱的な愛」
アサガオは色によって花言葉変わります。「はかない恋」、「短い愛」は朝咲いて午後にはしぼんでしまうことから、この花言葉が誕生しました。また、「固い絆」は、ツルを絡ませ、離さないことにちなみます。


まとめ

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アサガオは多くの人々にとって特別な思い出を持つ花ではないでしょうか?子供のころ、学校で育てた植物として記憶している人もいると思います。筆者も夏休み前にアサガオを重たい思いをして持ち帰えったことが良き思い出となっています。アサガオは間違いなく日本の夏の風物詩ですね。ぜひ、童心に戻り育ててみるのはいかがですか?

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