「空家等対策の推進に関する特別措置法」がスタートし、1年が経過
少子高齢化にともない人口の減少がつづく日本。
いっぽうで、数十万戸におよぶ新築住宅が供給されていて、“家余り現象”が起きて、空き家の戸数が増加しています。
2015年には、「空家等対策の推進に関する特別処置法」が公布・施行されました。
クイック・ガーデニングへ届く、空き家のお庭のお手入れのご依頼も年々増えています。
この法律のなかで謳う「特定空き家」に指定されると固定資産税の減免が無くなってしまいます。
「特定空き家」とは、倒壊の恐れや衛生上問題のある空き家のことを指し、政府方針に則り地方自治体が制定したガイドラインにより指定されます。
2013年調査の空き家率は、13.5%で過去最高
2014年7月、総務省が発表した2013年住宅・土地統計調査によると、空き家率は13.5%で過去最高を記録しました。
空き家を放置することは、いつも危険と隣り合わせです。
放置された空き家には「病害虫の発生」「周囲の景観を乱す」「放火などの治安の悪化」「倒壊の危険性」「衛生面の心配」など、
さまざまな問題が揚げられおり、「不法投棄のゴミのたまり場」になってしまうと悪臭が漂い、周辺住民に迷惑がかかります。
自治体により多少の違いはありますが、これらのリスクは「特定空家」の指定条件にも合致しています。
特に都市部では住宅が密集しているため、近隣からの苦情も多く、早めの対策がとても重要。
空き家が原因で起こる問題のうち、お庭をお手入れすることで解決する問題もあります。
お庭をきれいに保つことで「病害虫の発生」を抑えることができますし、「不法投棄のゴミのたまり場」になることを防ぐ効果があります。
また、お庭のお手入れをしていないと、人が常にいないことが分かってしまうため、不審者を招き、放火などのリスクも高まります。
お庭をきれいに保つことで防犯面もよくなります。
お手入れすることで、大きく生長した庭木の枝が隣家の窓や屋根にまで伸びてしまい迷惑をかけたり、害虫が発生したりするリスクも下がります。
空き家が遠方にあるというかたも、ご不在の際の作業までできますので、いつでもクイック・ガーデニングへご相談ください。