道(QG通信2020-2021年冬号vol.14掲載)

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最近道を歩く時、ありがたいなぁ~って思う事にしてます。先人達が道無き道を行き、今の道が出来上がっている事を忘れない様にしたいからです。

何でそんな心境になったかと言うと、あのコロナのせいです。最近は、コロナという3文字を目にしない日はありません。しかし、コロナの実物を見たっていう人は多分いないと思います。『お化け怖い』みたいなもので、まさに未知(みち)の恐怖です。ダジャレみたいですが、我々は先人の付けてくれた道(みち)が無いと、安心して暮らせなかったのです。茶道、柔道、書道など〇〇道(どう)というのは、先人達の求道の結果が型となって残っている典型だと思います。

生き方にも道があるとすれば、私が参考にしている方が2人います。パナソニック創業者の松下幸之助氏と、40年間ずっと内観を続けた森川りう氏です。松下幸之助氏は、伊勢神宮の内宮を模した社に「根源」と書いた板を入れ、その前に座り日々祈られていたそうです。幸之助氏の説く「道」については書籍も多く、祈る姿もインターネットで見られますのでそちらに譲りたいと思います。

森川りう氏は、内観という自己を見つめる修行を40年間続けられた方です。当社ではカットデザイナーと本部社員全員が入社時に7泊8日で内観を行なっております。森川りう氏が40年間の内観経験から気づいた事を雑記帳に書き残していました。それを同封したので、トイレや冷蔵庫に貼ってください。当社では内観研修所を真似てトイレに貼っています。

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アメリカ合衆国アイダホ州ショショーニの道(2015年、筆者撮影)

松下幸之助氏も森川りう氏も、大切なのは「素直な心」と言っている気がします。それは誰にもあるのに、なぜか見えないんです。大切な事は見えなくなっているから、根源とか根本っていう漢字に「根」が使われているのでしょうか?植木も、地上に伸びているのと同じ長さの根を地下に伸ばします。最近は、根も二酸化炭素を吸って酸素を出している事が分かってきました。生きているのが辛いなんて時は、ぜひ「道のうた」を読んでみてください。それでも心が晴れなかったら、0120ー329ー919当社のグリーンコールまでお電話ください。世間話でもしましょう!!

※内観について詳しくお知りになりたい方は、「北陸内観研究所」のホームページをご覧下さい。

同封 「道のうた」ポスターを見る

引用元:お客様と「植木屋革命」クイック・ガーデニングをつなぐコミュニケーション誌 クイック・ガーデニング通信 2020-2021年冬号vol.14 ,株式会社クイック・ガーデニング,2020年11月30日発行,6ページ