冬の落葉樹「剪定+施肥」


桜やハナミズキなど冬期に葉を落とす樹木を落葉樹といいます。 落葉するこの時期に剪定し肥料を与えることで、その先1年の健やかな成長が期待できます。

冬期の落葉樹は春に向けて準備中

落葉樹は、冬期がお手入れの最適期。12月から3月の気温が下がる時期は、葉を落とすことで休眠状態になるので、樹木へのダメージを抑えて剪定ができます。

お手入れ事例-修正

また、冬期は葉がないので樹形を整えやすく、作業で出るゴミの量が抑えることもできます。このように冬期の剪定は樹 木に優しいだけでなく、たくさんメリットが あるんです。

冬は春の芽吹きに向けて木々が準備をし ているので、施肥 (肥料を与えること) もおすすめの作業です。冬場に施す肥料「寒肥 (かんごえ)」を与えることで、花付き、実 付きなど、春以降の成育を助ける働きが大きいんです。

逆に肥料を与えずにいると、土の養分は どんどん少なくなります。花や実も年々少 なくなったり、小さくなったりするなどの 影響があります。 樹木に優しく、効果の大きい冬のお手入れ をして、芽吹きの季節に備えたいですね。

花木の絵