花と実りが美しい「ピラカンサ」

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秋に鮮やかな色の果実を、たわわに実らせる姿が印象的な「ピラカンサ」。庭木・生垣・盆栽など、豊富な用途で楽しむことができ、日本でも広く植栽されています。ピラカンサの魅力とお手入れ方法をご紹介します。

「ピラカンサ」ってどんな木?

ピラカンサは、バラ科のトキワサンザシ属である「トキワサンザシ」「タチバナモドキ」「カザンデマリ」の総称です。一般的にピラカンサとして栽培されるものの多くは、本種であるトキワサンザシになります。
初夏に白い花を咲かせ、秋にはたくさんの実を付けて、一年をとおして楽しむことができます。

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葉は常緑で光沢があり、刈り込みにも強く、生垣にもおすすめです。トゲがあるのでお手入れ時に注意が必要ですが、生垣として用いれば防犯効果も期待できます。
1月~2月ころに実が熟すと、「ヒヨドリ」や「ツグミ」などの野鳥が実を食べにやってくることがあり、誘鳥木(ゆうちょうぼく)としても楽しめます。

ピラカンサ鉢

ピラカンサには、黄色い実を付けるものや、葉に白やピンクの斑が入った園芸品種もあります。また庭木としてはもちろん、鉢植えや盆栽としても仕立てて楽しまれています。

 ピラカンサのお手入れ

 ピラカンサは暑さ寒さに強く、成育が旺盛で、初心者にも育てやすい樹木です。萌芽力があり、成長が早く、放任すると枝がどんどん伸びるので、剪定(せんてい)をして樹形を整えることをおすすめします。刈り込みには強いので、冬期と真夏を避ければ剪定可能です。ただし、花や実を楽しみたいときは、お手入れ時期を選ぶことが必要です。

ピラカンサ(赤い実)

枝葉が込み合い、風通しが悪くなると「カイガラムシ」や「ハマキムシ」の被害をうけることがあります。定期的な剪定で、枝数と樹形を整え、風通しよく仕立てることで病害虫を予防しましょう。

バラ科のピラカンサには鋭いトゲがあり、お手入れには注意が必要です。トゲのある枝葉は、剪定後の片付けにも危険が伴いますので、難しいときには無理をせず、専門家に任せることをおすすめします。

 

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