コンパニオンプランツ

いっぱいのバラ

コンパニオンプランツ(共栄植物)とは、2種類以上の植物を近距離に一緒に育てることで、お互いの生長によい影響を与え、共栄しあうとされる植物のことです。

 

 

コンパニオンプランツとは

生育がよくなり病虫害減少するなど様々な効果があるといわれていますが、科学的に解明されたものではありません。しかし栽培をしてきた長い歴史から学んだ人々の知恵であり、様々な方法を使うことで、薬剤の散布回数を減らしたり、より効果的に害虫対策をすることができます。

植えている場所や気候になどの条件によって効果が異なりますので即効性はありませんが、長い目で実践することが大事です。

 

にんにくパワー

同じ場所に同じ科の野菜を植え続けると、特定の病原菌や害虫の被害を受けやすくなります。そのため2種類以上の植物を一緒に「混作」することで、害虫の発生を軽減することができるとされています。

「にんにく」は、ほぼ全般の植物と相性が良く、「にんにく」と「バラ科の植物」を混植することで、バラの香りが良くなると言われています。また「バラ」はアブラムシなどの害虫がつきやすいと言われていますが、ニンニクの香りの成分「アリシン」の効果で害虫を遠ざけるとされています。またキュウリの場合は「つる割病」が減るといわれています。

 

バラ

 

マリーゴールド

「スイカ」

 

コンパニオンプランツを取り入れて、素敵なガーデンや家庭菜園に取り入れてみてはいかがでしょうか。