アメリカからの贈りもの「花水木(ハナミズキ)」

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「ハナミズキ(花水木)」は、丈夫で育てやすく、若い木は比較的場所をとらないので街路樹に利用されることが多い樹木です。春には枝いっぱいにピンクや白の花を咲かせ、美しい姿を見せてくれます。そんなハナミズキについてご紹介します。

ハナミズキってどんな花?

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ハナミズキは、大正4年に日本がアメリカに贈った桜の返礼品として日本にやってきた落葉樹です。花びらに見える部分は、花の付け根の葉が変形したもの「総苞片(そうほうへん)です。秋には葉の紅葉と実を楽しむことができる観賞期間が長く、シンボルツリーとして人気が高い木です。

花がよく似ているヤマボウシとの見分け方は、ハナミズキは総苞片(そうほうへん)の形に丸みがあり先端がくぼんでいます。それに対してヤマボウシの総苞片の先端がとがっています。

落葉期が剪定には最適!

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日が差さないと枝がすぐに枯れてしまうこともあるハナミズキ。枯れてしまった枝は色が変わり、手で簡単に折れてしまいます。ふところの日当たりと風通しをよくし、枯れ枝をつくらないように手入れをすると元気に育ちます。上に向かって長く伸びた徒長枝(とちょうし)や幹の方に伸びた枝、枝と枝が交差している枝などを切り落としましょう。

また、放置すると10mほどにも成長することのあるハナミズキ。庭木として最適な高さを保つためには、定期的にお手入れをして高さの管理が必要です。
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独特の枝ぶりを楽しむことができる樹木でもあるので、枝の自然な流れを活かし、波打つような姿に剪定をするとよいでしょう。ただ、外へと広がる性質が強いので、スペースに限りがある場合は横への広がりを抑えることも必要です。

お手入れがしやすく、休眠期である落葉期の剪定は落葉樹にとっても負担が少ない時期です。大きさを管理しつつバランスよく剪定し、美しい姿を保ち末長く楽しみましょう。

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•【Before&After】

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