青空の下、元気いっぱいに咲いていたアサガオも、季節が進むにつれて萎れてしまいましたね。気づけばもう12月…。年末までには庭やベランダをきれいにしなければと思う方も多いのではないでしょうか。そんな方にぜひおすすめしたいのが、アサガオのツルを使ったクリスマスリース作りです。この季節にまだアサガオのツルが手に入るのは、実はとてもラッキーなことかもしれません。今回の「やってみよう」は、アサガオのツルでクリスマスリースを作るアイデアをご紹介します。
1.アサガオの根元をハサミで切る
2.アサガオのツルをまとめてドーナツ型にする
3.アサガオのツルの形を整える
4.アサガオクリスマスリースの飾り付けの準備をする
5.アサガオクリスマスリースの飾り付け
6.アサガオクリスマスリースの仕上げ
7.まとめ
1. アサガオの根元をハサミで切る
アサガオのツルを準備します。自然乾燥の場合、9月から10月頃には完全に乾燥していることが多いです。通常、アサガオのクリスマスリースにはまだ少し水分が残ったツルを使うことが多いです。これはツルが柔らかく、曲げたりしやすいためです。しかし、筆者は完全に乾燥したツルを使用しました。
2.アサガオのツルをまとめてドーナツ型にする
切り取ったアサガオをまとめます。ドーナツをイメージして中心に穴を開けて、ぎゅっぎゅと力をいれてまとめていきます。乾燥したツルは簡単に形が整いました。飛び出したツルはクリスマスリースの中に入れ込みましょう。葉は痩せてヘロヘロになるので取り除きます。種子袋はアクセントになるのでつけたままでもOK!
3.アサガオのツルの形を整える
ドーナツに結束バンドや針金、麻ひもなどできつく巻きつけ、形が崩れないようにします。筆者は不器用ですので紐や針金をぐるぐる巻くのは至難の業です。そこで、結束バンドを使うことにしました。この方法なら、ツルの形を簡単に固定でき、時間もかかりません。結果として、見た目もキレイに仕上がりました。
4.アサガオリースの飾り付けの準備をする
公園で拾ってきた木の実、松ぼっくりなどを用意します。筆者はお得意の「ドライインウォーター法」のドライフラワーがちょうどありましたので、そちらも使用しました。クリスマスリースには針葉樹がよく似合うと思います。冬に剪定する針葉樹はいくつかありますので、剪定を機会にクリスマスリースを作るのもいいですね。筆者はコノデカシワを使用しましたが、ヒノキ、サワラ、チャボヒバ、クジャクヒバ、シノブヒバ、カイヅカイブキ、タマイブキ、ニオイヒバ、ヒヨクヒバなどのヒバ類は美しい緑の色合いや香りが楽しめます。剪定した枝を上手に使ってみましょう。
5.アサガオクリスマスリースの飾り付け
飾りをクリスマスリースの中に差し込んでいきます。ぎゅっと締めたアサガオのツルは差し込みやすく、抜けにくいです。木の実は接着剤やワイヤーでしっかりと固定します。筆者は木工用ボンドを使用しました。
6.アサガオクリスマスリースの仕上げ
全体のバランスを見ながら、飾りつけをして出来上がりです!!ちょっとゴテゴテしてしまったかな?と思いつつも、クリスマスなのでゴージャスなリースにしました。
7.まとめ
日本の小学生にとって、アサガオは特別な存在ですね。アサガオの栽培は夏休みの宿題の定番となっています。最近では、学校でもアサガオクリスマスリースを作るところが増えているようです。花を咲かせる喜びだけでなく、クリスマスリースを作る楽しさまで学べるなんて、素敵な教育方法ですよね。1年生の息子とも一緒にアサガオクリスマスリースを作成しました。息子は「トナカイリース」と名付けて、とても楽しんでいました。子どもの感性には驚かされることが多いです。クリスマスリースを作るだけでなく、楽しい思い出もたくさん作ることができました。
ぜひ、みなさんもこの素敵なアサガオクリスマスリース作りを楽しんでください。
執筆者 冨宇加ナターシャ 2人の男の子の子育てに奮闘するママです。丁寧な暮らしに憧れるズボラ人間でしたが、子育てをしていくうちにオーガニックの魅力に目覚めてしまいました。日々の生活に彩りを加えるガーデニングのコツから、野生の植物の魅力まで、様々な角度から話題をお届けいたします! |